現在の長野県塩尻市に位置する、標高900m台の河岸段丘下位面に発達した集落。難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれた。現在は重要伝統的建造物群保存地区として、当時の町並みが保存されている。山あいに寺社を擁し、宿場、レストラン、土産物店など、観光できる街並みに整備されている。 1843年の『中山道宿村大概帳』によれば、奈良井宿の宿内家数は409軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠5軒で宿内人口は2,155人であった。10月中旬~11月中旬に紅葉の見頃を迎え、多くの観光客が訪れる。
参考URL:ウィキペディア
写真提供:写真AC
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長野県塩尻市/Shiojiri city, Nagano prefecture