鹿児島県鹿児島市にある薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園。別名磯庭園(いそていえん)。1658年に第19代当主であった島津光久によって造園され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきた。借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色と広大な庭園が特徴。幕末には第28代当主島津斉彬がこの敷地の一部を使ってヨーロッパ式製鉄所を建設するなどの近代化事業を起こした。1857年には、園内の石灯籠にガス管をつないで点火させ灯火として用いたことから、日本のガス灯発祥におけるルーツの一つとして挙げられる場所にもなっている。
参考URL:ウィキペディア
写真提供:Railstation.net
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鹿児島県鹿児島市/Kagoshima city, Kagoshima prefecture